「アニー基金」プロジェクト通信 ( 平成28年 8月 )



 台風が行き、朝晩の空気が新鮮ですね。 会員の皆様へ、より良い空気が届きますように・・・。  5月の総会も無事に終了し、法務局への届け出も提出致しました。 会員の方達の会費と寄付金が、子ども達への支援として、ちゃんと役立つように使われていますこと、改めてご報告致します。
 弁護士会のサークル活動をしている方々に、児童養護施設の子らと里子たちの現状と、支援金不足のために将来がせばめられていること、又、心の安定には不十分な状態であること訴え、福祉法の根本から見直してほしい旨を伝えました。
法律的な意義ある「親子相談所」を何とか立ち上げてほしい事や、特別養子縁組の怖さと子どもの権利を無視している事、大人の権利ばかりを優先している現行法は、子どもらを混乱させている実情も報告しました。
この子らの抱えている愛着障害と照らし合わせての発達障害が、どんどん大きくなっている現実の中で、より深く考えて下さいとお願いをしてまいりました。

1. 定例報告 

(日付)   (行事報告)
5/23(月) 千葉県公明党県議員 面会 (千葉県里親会と同行)
5/24(火) 総会
6/6(月) 千葉県里親家庭支援センター 面会
6/7(火) 弁護士会館サークル会 講演会、PR活動
6/17(金) よつば総合法律事務所 セミナー参加、PR活動
6/22(水) ちばこども応援団 運営委員会 出席
6/30(木) 雇用主会 総会 (保護司と同席)
7/6(水) 三浦司法書士事務所 法務局へ届け出
7/13(水) 千葉県自民党本部 虐待児童実情把握調査 協力
7/14(木) 柏児童相談所所長 面談、アニー基金実績PR
7/21(木) 保護司としての役割について、法務省へ要請
7/27(水) 里親委託等推進委員会 代表者会議出席
8/2(火) 「発達障害」 講演会出席
8/17(水) 生活クラブ柏 取材 アニー基金PR
8/24(水) ちばこども応援団 運営委員会(第2回) 出席
8/25(木) 法務省保護局にて、保護士の役目相談

2 保護観察処分の子ども達について

 少年院などの更生施設から保護観察処分を受けながら、社会復帰を願っている子ども達は、保護司や自立支援センターの応援体制が周知しきれていない問題があります。
「経済力のなさ」もあり、実親の支援がない等、たくさんの困難を抱えています。このような実情を知っている中、アニー基金が自立支援の為にお金を貸したからといって、経済力はすぐに身につきません。
生活全般をみる保護司の役目はとても大きなものですが、保護司の仕事は報告義務のみであり、個人指導までは業務に含まれておりません。
子ども達がなぜ事件を起こしたのか、そして再犯を犯すようになるのか・・。根本的な立て直しがないからです。心理的な葛藤と生きる為の経済力を見につける事で、本人改革はできるのですが、法律のふがいなさによりそのままの現状で維持されています。
抜本的な改善を目指して、法務局に問題を要請していきたいと思います。

福祉法というのは、大人相手にあるのではないかと、疑問に感じることが多々あります。
受刑者等の就職支援を行う雇用主会という団体があります。 法務局直属の更生保護就労支援事業所というNPO法人が運営しています。 法務局からは、雇用してくれた会社や保護司に対して謝礼のお金が渡されることになっています。(保護司は1人あたり5万円) 
保護司の仕事は、あくまでも報告義務のみであり、中身もなく、協力会社や担当者への連絡も行いません。
このような実効性のない法律では、税金の無駄遣いでしかないと思います。
子どもらの本当の意味での自己改革の素養を大きく伸ばしてもらえるよう、訴えていこうと思います。
「アニー基金」プロジェクトを16年もやって、たくさんの事に気付かされました。
今後も、会員の皆さまと子ども達の権利をずっと見つめて、行動していきたいと思います。
また、様々な問題やご相談などがありましたら、ご意見をお寄せいただけますと幸いです。

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