「アニー基金」プロジェクト通信 ( 平成29年1月 )



 明けましておめでとうございます。 みなさまに嬉しいご報告があります。 アニー基金から継続して支援していたサトシ君が、昨年の10月に結婚を致しました。お相手のアカネさんとは5年のお付き合いがあり、ハーフの子という事もあり、自分の意思をはっきり言ってくれる素直なお嬢さんです。自分のつらい事より、サトシ君のために努力してくれる心優しい子です。サトシ君は運転免許を取り終え、仕事にも頑張りをみせています。
たくさんの方の応援に、しっかり答えてくれ、1月10日の成人式の日に二人で来てくれました。
うれし泣きでした。この2人があたたかい家庭を築いていけるよう、微力ながら支えていきたいと思います。
 又、クミさんも2度目の結婚をして、子どもを連れて、11月に七五三をしに来てくれました。家族揃って話す様子には、しっかりママさんとなり、とても頼もしかったです。
虐待を受けた子たちは、ママになると心が定まるのですね。
しっかりと心を見つめ、次へと進んでいく姿が見える事は、アニー基金を続けていこうと思える瞬間です。
そして、「アニー基金」プロジェクト を支えて下さる皆さまへも、感謝の気持ちでいっぱいです。
2人の子の成長、「うれしい成長」をご報告できることで、皆さまが良い一年になりますよう、念じております。


1. 定例報告 
(日付)     (行事報告)
8月31日(水) 千葉県知事 要望書提出
9月13日(火) 国会議員 斉藤 健 氏  「親子相談所の要望」 依頼
9月16日(金) 国会議員 山本 かなえ氏「親子相談所の要望」 依頼
9月20日(火) 定例会
10月18日(火) 法務省地下会議室 保護司会 徳力氏 面会
10月26日(水) ちば子ども応援団 自立支援運営委員会 出席
11月 6日(日) 埼玉県・鹿児島県人会 出席、PR
11月11日(金) 定例会
11月12日(土) 全国里親会 水戸大会(2日間) 出席、PR事業
11月24日(木) 流山市市議会 陳情書提出、承認される。
「施設の子・里子たちの保育士就職資金について」
12月3日(土) 千葉県里親会柏支部 講演会・後援
12月4日(日) 上野公園・西郷隆盛像・偲ぶ会 出席、PR
12月9日(金) 国会議員 山本 かなえ氏 議会報告、連絡有り
1月10日(火) 千葉県アフターケア事業 自立を考えるシンポジウム
1月13日(金) 定例会
1月20日(金) 生活クラブ千葉 里親体験談 出演、PR
1月25日(水) 生活クラブ 自立支援基金委員会 出席


2. 「ガンバレ!ユータ!」 激励のお手紙をお願いします。

 小さい頃に義父から虐待を受け、施設に入り、12年前にアニー基金より運転免許のお金を借りた子が、今では30歳となりました。長く働くことができず、追いかけられる夢をみて、心が定まらない日々。やっと精神科に入ってくれました。脅迫概念に悩みながら、新しい自分を取り戻しかけました。生活保護を受けて、入院生活を終えようとするその時、完全なケアができていない状態での強制退院となってしまいました。
「なぜ?」という、私たち理事の声は病院へは届かず、今は25万円の貸金と共に、土木業で働いています。アニー基金から、がんばれコールを届けてあげたいと思います。
「ユータ、ガンバレ!!」のお声をお寄せください。必ず、本人に届けます。


3. 法務省への意見書を提出

 今まで絡み合っていた法務省と、やっと第2歩が進みました。里親の事や雇用主の件(犯罪を起こした子を雇い自立を促す) 又、虐待の子や施設を出た後の帰る場所のない子ら。この子らの自立支援として、親権と結びつけ、どうしたら経済力を含めて自立させられるかを考え、「親子相談所」の重要な役目を各関係部署へ配布してくれる事になりました。
保護観察所や厚生労働省、民生局などに様々な要望書を提出しても、やはり法務省から変えてくれるようにしなければ、大きな変化は得られません。未成年者という範囲の子らは、35歳くらいまでの支援が必要で、大人としての責任感は、まだ無い状態です。本当の自立とは名ばかりなのです。それらを支援する経済的な支援は、国の代わりに各県がやることになり、嬉しい限りですが、精神的ケアの部分では、まだまだです。
それを補う「親子相談所」の仕組みは、とても有意義です。十年来の夢がやっと一歩前進していこうとしています。
親子の縁がうすい子らへの、大きな支えとなるはずです。
福祉法の中で、たくさんの抜け道があるところで、埋めてほしい要望となりました。


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