「アニー基金」プロジェクト通信 ( 平成23年 2月 )



 もうすぐ鬼たいじの日(節分)がきます。「鬼は外、福は内」と子どもの声が心なしか聞こえますね。
児童相談所や児童養護施設に、伊達 直人さんと協力者の方々が、各施設にプレゼントを援助することが全国に広がっています。とてもありがたいことです。
政府の福祉予算が削られ、子ども達のことは、老人たちの後に回されています。「一生を決める大切な奨学金(学費や自立支援のためのお金)が必要なのに・・」 とアニー基金の重要性を感じました。
そして、伊達さん達に、各都道府県にアニー基金のような組織を作ってもらいたいと思いました。


1. 定例報告 (平成22年度)

① 7月6日   定例会
② 7月10日  全国里親会関東ブロック大会
③ 7月17日  千葉県里親会柏支部 交流会
④ 8月24日  定例会 (響の杜 訪問)
⑤ 9月4日   千葉県里親会柏支部 親子合同交流会
⑥ 9月30日  内山 晃 衆議院議員へ署名書類を送付
⑦ 10月19日 流山市タウンミーティング (流山市長と会談)
⑧ 10月23日 流山市地域自治区説明会
⑨ 10月26日 一歩くん募金助成説明会&団体登録サポート会、「公益コミュニティサイト CANPAN」へ登録
⑩ 10月28日 千葉県里親会柏支部 交流会
⑪ 11月9日  定例会 増子 光君 授業料追加分43万円送金、認定NPO法人制度シンポジウム
⑫ 12月4日  NPO DV被害者支援活動促進の為の基金、「DV防止 シンポジウム」参加
⑬ 12月8日  障害もある人もない人も共に暮らしやすい、千葉県づくり条例に参加
⑭ 12月20日 児童自立援助ホーム こたにがわ学校 訪問、北海道に開校、施設長と話す


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2. 「アニー基金」の子ども達へ貸出すお金は、不足となってきました。

子ども達への貸付金額が19名分で260万円となりました。たった1人の子で、20~30万円の貸付となりますが、大学の学費となると60~85万円と大きくなります。
大人となって、幼い子どもが2人いるK・Iちゃんは、60万円の貸付金を、5.000円ずつ毎月返済してくれています。一方、生活苦によって20万円が払えずにいる子もいます。 返済できない子に対しては、「次の子ども達にお金を貸し出せなくなるよ」と伝えています。 現在では、ようやくの思いで貸出しをしています。
会費とご寄付でなりたっている「アニー基金」です。伊達 直人さん達と同じ道を歩いていますが、アニー基金の活動は、子ども達の人生を良い方向にもっていく為の現実的な支援です。
ぜひ、皆様からの暖かいご寄付を宜しくお願い申し上げます。(代表理事 日高 眞智子)

3. 今年のプロジェクトが目指すもの   ・・・「親子相談所」をもっと詳しく・・・

虐待を受けた子らは、児童相談所へ通報され、各施設に里子という形で保護されます。
しかし、心理的な安定を得るまでには、いたっていません。それは、日本の法律での親権が強すぎる為に、実親(保護者)達が、虐待に対する態度を改めないからです。
この状況は、ヨーロッパや米国に比べて、実親の権利が裁判所を通じてしか、緩められない事に一因があります。


これを変えなければ、子ども達の心理状態は改善されません。子どもの中学から高校になる迄の反抗期は、実親の様子を含めて、これまでの育成歴に対して、全て含まれています。
ですから、18~25歳までの精神的な反抗は、決して改善、解決はされません。
事情を知った人がそばにいて、心理面でのアドバイスやカウンセラーと長く付き合うことも、親側と子ども達には必要です。
子ども達には18歳を過ぎてからお世話になる所として、また、実親には、児童相談所を卒園しても親子相談所との長い付き合いがあると思っていただきたいのです。
その上で、様々な支援機関を受けていただき、家族本来の形態を取り戻せれば・・・と考えたのが親子相談所という組織です。

LinkIconプロジェクト通信 ⇒


■ 相互協力 ■

① 子どもも実親も、安定した心理状態へもっていけるよう、心理カウンセラーを受ける。
② その効果を双方の所長が確認し、法的なつながりや、実親との権利を決めていく。(親権のポイント制を考案)
③ 子と親の心理的な安定感と経済面を充分に高めていけるよう、支援機関を紹介して長期的な対応をする。

*この機能を果たす事が一番必要とされています。国(法務省、文部科学省、厚生労働省)に働きかけ、実現を目指します。


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